この世界には、数学のように理性で把握できるものと、芸術のように感性で見いだせるものの2つがあります。哲学においては、理性的なアプローチはデカルトらの「大陸合理論」として、感性的なアプローチはバークリーらの「イギリス経験論」として、とりわけ近世に発展しました。しかし、いずれも一方に偏るあまり、しかるべくして行き詰まりの憂き目に遭ってしまいます。そうした状況を打破したのがカントでした。カントは理性的アプローチと感性的アプローチの双方を尊重し、両者を融合させることで、「超越論哲学」という新たなる地平を切り拓き、価値観の根本的な転換を世界にもたらしたのです。
理感堂もまた、カントのこの遠大な試みに共感します。コンテンツ制作においても、理性だけでは、あるいは感性だけでは、十全な価値には到達できません。筋道の通った理性的アプローチと、心を揺さぶる感性的アプローチの双方を偏頗なく尊重し、両者を巧みに融合させてこそ、真の価値に近づけると我々は考えています。だからこそ、理性の「理」と、感性の「感」をともに拾い上げ、我が社を「理感堂」と名付けました。理性と感性のたゆまぬ研鑽を重ね、双方が両立した普遍的な価値をお届けすることを、理感堂はお約束いたします。そのような真なる価値の提供を通じて、より多くのかたが、さらなる幸福に近づけるようお手伝いできれば、これ以上の喜びはございません。


